介護タクシーの加算

介護保険制度

加算は基本報酬以外の報酬

介護タクシー(=通院等乗降介助)の基本報酬は2019年現在、980単位(基本980円 地域により異なる)です。

その他様々な加算があり、訪問介護の一般的な加算は初回加算夜朝加算、特定事業所加算、介護職員処遇改善加算などです。

初回加算、夜朝加算などは算定しやすい加算

加算には行政に届け出が必要な加算(介護職員処遇改善加算など)、届け出を必要としない加算があります。初回加算と夜朝加算は届け出を必要としないため、算定しやすい加算と言えます。

介護職員処遇改善加算については、詳細記事をご覧願います。

初回加算

その名の通り、初めて利用する場合の加算です。以下の条件を全て満たす場合に算定できます。

  • 契約後、初めて利用する場合。または過去2ヶ月以上利用がない場合に、新たに訪問介護計画書を作成し、署名捺印による同意をとる。
  • サービス提供責任者が直接サービスを提供するまたはサービス提供責任者が同行する。

サービス提供責任者数が多ければ、比較的算定しやすい加算です。200単位。

夜朝加算

  • 6時~8時または18時~22時までにサービスを提供する。

職員数が多く、勤務シフトが適正に組まれている事業所は、比較的算定しやすい加算です。
通常時間帯の1.25倍。
通院等乗降介助の場合、98単位×1.25=123単位。

ちなみに深夜加算もあります。
22時~6時まで。通院等乗降介助の場合、98単位×1.5=147単位。めったにありませんが、例えば15時頃定期通院し、診察、検査、点滴などに想定外に時間を要し、帰宅時刻が大幅に遅くなったケースなどが考えられます。

介護タクシー中心の事業所で介護福祉士の資格を保有している方はそれほど多くないと思います。当事業所は3名の介護福祉士がいて(事業所に所属してから取得)、割合は15%ほどです。

特定事業所加算はⅠ~Ⅳまであります。以下は特定事業所加算のⅠの算定条件の一部です。

  • 職員に対する計画的な研修を実施する。
  • 定期的な会議を開催する。
  • 職員への定期健康診断を1年以内ごとに1回以上実施する。
  • 緊急時等における対応方法を明示する。
  • 介護福祉士の割合が30%以上である、または介護福祉士+実務者研修等を修了している職員の割合が50%以上である。
  • 全てのサービス提供責任者が実務3年以上の介護福祉士である、または実務5年以上の実務者研修修了等である。
  • 前年度、または前3ヶ月で要介護4・5、認知症(日常生活自立度Ⅲ以上)の利用者並びにに、たんの吸引等の行為が必要な利用者が20%以上存在する。
  • 算定することを行政に届け出る。

所定の単位に20%加算となります。Ⅰは敷居が高く過ぎて、普通の事業所には算定できないでしょう。

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